昭和は遠くなりにけり

古代に思いを馳せ、現在に雑言す。・案山子の落書・

平成六無斎友の会のご案内。

 何処から見ようと、私は貧しい爺ちゃんです。朝日に照らされようと、夕日に照らされようと、私は貧しい爺ちゃんです。
 今はすすき野となった休耕田に立つ一本足の案山子です。日がな一日枯れ芒を見て暮らす案山子です。
 思えば、あざみ野のひまわり娘と別れて幾とし月ぞ、今や侘しい六十六歳。

嗚呼、
妻無く、子無く、金も無く。
面白くも無く、生きたくも無ければ、死にたくも無し。
とうとう、押しも押されぬ六六歳(ろくむさい)となり果ててしまいました。

 昔、井上用水さんが歌っていました。夏が過ぎ春休み…と

 冷たい世間の風にさらされて、ふと気がつけばアベノミクス増税値上げ、懐に秋風のふく今日この頃。ニュースといえば、憲法無視に盗作不正。硬軟混ぜての小田原談議。テレビといえばサッカに野球にゴルフに云々、嫌いな番組目白押し、好きなチャンバラ一つも無し。

 歴史が好きというわけではないが、お喋りが好きという訳ではないが、歴史と歴史書を混同する社会、歴史認識の足りない社会に不可解を覚え、歴史と社会について少し私見を述べたく思い、開設したのがこのサイト。
 懐具合に選ばされ、得られた仕組みの明細は、一ヶ月千円に満たないデータ通信カードと、三万円台そこそこのパソコンと、一万円弱のテザリング用のスマートフォン。多分にもれず、誰もが陥る無料のブログとホームページの二つです。

 無料とはいえブログとホームページの二つ、欲張ったのがいけなかったのでしょうか、それとも単に年のせいなのでしょうか、どちらも週刊ジッチャンネルと銘打って始めましたが、実態は月極爺チャンネルが関の山というていたらく、いっそやめればいいものを、物言わぬは腹ふくるるわざなりと、再度やり直すこととあいなりました。そのため、記事内容に時間的なズレやチグハグが生じることになりますが、今や時代は狐と狸の情報管理社会。馬鹿げた記事を公開するのは当たり前の時勢、阿部内閣に成り変わりまして一言お詫びを申し上げておきます。

 思いますに『日本書紀』は公開公文書、『古事記』は機密文書に当たります。最近機密に関する法律ができたようですが、これが後世にどのような影響を及ぼすか「記紀」が教えてくれているように見えます。

 最後に、顔だけの挨拶となりましたが、下に控えております五名は、全員が六無斎、全員が じぃじぃだす でございます。また、本誌の風紀委員でもございます。なるたけ、社会の風を正しく捉えようと日夜努力している者でございます。そのせいか、分かりませんが、葛城山彦の他は頭に毛がございません。年齢は全員下二桁が66(歳)、本誌メンバーは社会の風を正しく捉えた、日本社会の魁でございます。

≪平成六無斎友の会、空っ風文庫シンボル昭和枯れ芒、挨拶にかえまして≫

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追記

 これは前ブログでの記事です。ブログも今回で三度目になります。年齢も66はとうに過ぎております。今回こそ三度目の正直となるようにと、まあそう思ってはいます、と。
 実は、これも前ブログでの言い草です。今度で4度目になります。年齢も来年の初めを過ぎる頃には70となります。
 なお、id名heiseirokumudai(平成六無斎)は66歳を記念してのものです。果していつまでこの名前で続けられるか…