昭和は遠くなりにけり

古代に思いを馳せ、現在に雑言す。・案山子の落書・

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

悪の論理。

強者が弱者を追いつめて悪事に走らせる。これを悪の論理と言います。無論私の勝手な雑言ですが、暇のある方はお読みください。 ✎.......................................................................................................................…

§3.奴國は伊都國。

最近、邪馬台国に関しての新しい知見が得られなくなりました。それは、古代史ブームが去ったということにもよるのでしょうが、もしかしたら新たな発掘の成果待ちという歴史家の消極的な研究態度によるものも又あるのではないかと思ったりもします。 ところで…

お定まりのメニュー。(どうせこの世は損なものc10 社会と笑い)

これは歴史ブログの合間に入れるべく書いたものですが、投稿の折りもなく今日に到ってしまいました。歴史ブログは斑鳩東方朔が担当ですので、東方朔のボヤキをうけての六無斎の更なるボヤキということになります。 内容は陰陽五行思想の拡大解釈を行っていま…

§46.都と寺。

大官大寺の出発点を示しているかもしれない吉備池廃寺という道標からは随分と離れてしまいました。しかし、吉備池廃寺からの降り道がはっきりとしない以上、この道標からは離れ、藤原京大官大寺から遡るのが順当ということになります。それに、今のところと…

♪.昭和は遠くなりにけり。

江戸に三代住めば立派な江戸っ子だそうですが、私はこのブログで三回目です。そうしますと、私も立派なブログっ子ということになるわけですかな。 しかし、立派な江戸っ子にしろブログっ子にしろ老いぼれては立つの落とし子ならぬ立たないお年寄り子というわ…

働かせ方改革法案。

働き方法案なるものが国会で討議されたとか。しかし、この法案、庶民からの議案ではなくお上や企業からの議案らしい。 そうすると、働き方法案ではなく働かせ方法案が正しい呼び方ではないかと。 ✎........................................................…

§45.高市大寺は川原寺か?

さて、元明陵から山田寺まで道標に従って輪廻の路を下ってまいりましが、実はこの路の途中にもう一つ別の道標があるのです。それは吉備池廃寺と呼ばれている古代の寺院跡です。そして、この寺院跡が大官大寺の前身である百済大寺跡ではないかとも言われてい…

都市と地方。

近頃、人の間だけでなく自然の間にも格差が生じているとか。異常気象に環境異変。上から下への富やエネルギーの流れに偏りが生じている証なのかも知れません。 これも古い話でございますが、暇ならどうぞお読みください。誠惶誠恐、頓首頓首。 ✎............…

§2.モード19の暦法が生んだ設計図。

たった60個の組み合わせしか持たない干支ですが、繰り返すことで無限の年数を表すことができます。前号では、「記紀」の骨組みは1501年間に納まると述べましたが、正確には79章の中に納まるということです。下図参照 章とは19年を1章と数える暦法の単位です…

月極ジッチャンネル。

最近は、HTMLにもCSSにもそこそこ慣れはしたのですが、縦書きにして横にスクロールさせる方法が未だ分かりません。 かと言って縦書きに拘っているわけではありません。ただ、横書きはレポート用紙の書式のように思えて不平や不満等を述べるには不向きのよう…

§2.漢の倭の奴國はなかった。

例えとしてはどうかとは思いますが… 先ずは始めましょう。 大和は本来奈良盆地の東南地域だけを指しての呼称でした。それが時代が降るとともに拡大されて、先ず奈良県全体を指す呼称へと変わり、そして最後は大和民族という呼び方があるように日本の国を指す…

♪.こちら666放送。

近近二回目の米朝会談が行われるとか。 ところで、6月12日の一回目の米朝会談、巷では異様な噂が囁かれていたのですが、何事もなく終わったようです。 ちょと、その当時の葛城村チンプイ放送でも聞いてみますか。 ☊.......................................…

§44.平城京の交差点、大極殿と東大寺大仏殿。

交差点とは、道の集まるところであると同時に道の分かれるところでもあります。そういう意味では分岐点とも起点ともさらには中心とも呼べるものでもあります。 「記紀」の書かれた時代、その時代の中心は平城宮第一次大極殿にありました。その大極殿の玉座にい…

聞き違い、言い違い。書き違い。(他人事コーナー e8 社会と笑い)

遠い昔の話でございます。 巷では、TPPが良いの、あるいはTTPが良いのと大騒ぎをしているようです? これを葛城山から眺めていますと、てってってっ、ぺっぺっぺっ と、ただ唾を飛ばしあっているようにしか映りません。 ✎..................................…

環太平洋パートナーシップ

環太平洋パートナーシップ協定(TPP)という言葉を聞いて随分と久しくなります。恥ずかしい話ですが、TPPがいつの間にやら記憶の中でTTPとなっていました。まあ、そのくらい久しかったということでしょうか。 ただ、そのTPPも今日ではTPP11となっているとか。…