うやむやの関。
私が生まれた時代、飛鳥に都があった時代ですが、その当時関と言えば、不破関(美濃)、鈴鹿関(伊勢)、愛発関(越前)の三つを指しました。それがテレビの当世風時代劇の見すぎなのでしょうか、いつのまにか、関と言えば先ず箱根の関所を思い浮かべるようになってしまいました。
それにつけても、箱根の関所の代官、時代劇では悪い奴が多いようでございます。
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ところで、出羽と陸奥の国境の笹谷峠に うやむやの関 があると聞きます。また、太平洋を挟んでの東と西とのどちらにも うやむやの国 があると言います。
さて、その太平洋の東の うやむやの国 でございますが、聞くところに拠りますればロシア疑惑と選挙公約の万里の長城フェンスが うやむや になってしまっているとか。
何でもその国には万里のフェンスを目指す新大陸の始皇帝が居るとか。
なーんもなんも巷の噂でございます。
さてさて、問題の太平洋の西の うやむやの国 でございますが、私の知るところに拠りますと、森加計蕎麦の勘定が うやむや にされているとか。
また、昨今巷で囁かれておりますのは、何でも外国人労働者の入国管理に関する規則があやふやなものへと変更されたとか。
どうやら、この うやむやの国 では入国管理の関もとうとう うやむやの関 になってしまったようでございます。
なんもナーんも、巷の噂でございます。
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それにしても、共にうやむやの国同士とはいえ、
片や外国人労働者を必要としない国、片や外国人労働者を必要とする国。
ロン康以来の仲とはいえ、阿吽の呼吸とは言い難し。
さてもこれをお読みの皆様方、うやむや音頭と参りましょう。
色即是空 空即是色
因果は巡る風車 チンチンポイポイ ポイ捨て
要らないのいらないの 飛んでけー
結構でございました。