昭和は遠くなりにけり

古代に思いを馳せ、現在に雑言す。・案山子の落書・

・・善くも悪くも他人事コーナー

うやむやの関。

私が生まれた時代、飛鳥に都があった時代ですが、その当時関と言えば、不破関(美濃)、鈴鹿関(伊勢)、愛発関(越前)の三つを指しました。それがテレビの当世風時代劇の見すぎなのでしょうか、いつのまにか、関と言えば先ず箱根の関所を思い浮かべるようになって…

みわ山。

世間は私のことを修験道の祖などと誤解しておられるようですが、私は先祖代々公共土木を担当するしがない役人の一人に過ぎないのでございます。ただ、その当時一世を風靡していたフジワラノミクスに異を唱えただけなのでございます。 今もって脳裏に焼きつい…

天武はん。

このコーナーは本来記事カテゴリーとしては「古代雑記」の役君小角の一言コーナーというものでした。しかし、現ブログからこうした記事は全て「平成雑言」に取り込むこととしました。従って、内容は「古代雑記・安万呂の設計図」と併せ読まないと分かりづらいと思い…

働かせ方改革法案。

働き方法案なるものが国会で討議されたとか。しかし、この法案、庶民からの議案ではなくお上や企業からの議案らしい。 そうすると、働き方法案ではなく働かせ方法案が正しい呼び方ではないかと。 ✎........................................................…

聞き違い、言い違い。書き違い。(他人事コーナー e8 社会と笑い)

遠い昔の話でございます。 巷では、TPPが良いの、あるいはTTPが良いのと大騒ぎをしているようです? これを葛城山から眺めていますと、てってってっ、ぺっぺっぺっ と、ただ唾を飛ばしあっているようにしか映りません。 ✎..................................…

道。

道とは不思議なものです。道を行きますと。そう、例えば桃太郎さんが道を歩いて行きますと、先ずどこからか犬がやってきて伴に加わり、次いで猿がやってきて伴に加わり、最後には雉がどこからかやってきて伴に加わります。黍団子の威力といえばそれまでのこ…

少子高温化。

平氏にあらずんば人にあらず。 人が人をどのように見ているのか、まして為政者はどうなのか。千数百年をかけてこの世の事を葛城山より見てまいりました私ですが、未だに分からず仕舞いでございます。 ✎....................................................…

憲法改正と窓際太郎。

思いますに、あれからもう千数百年がたっております。未だに大宝律令の恩恵にも日本国憲法の恩恵にもあずかっておりません。律令や憲法には縁遠い我が身ですが、その我が身からさらに日本国憲法が縁遠くなろうとしているようでございます。永田町界隈では憲…

モバゲイ ?

最近、モバゲーという言葉をとんと聞かなくなりました。とは申しましても、そういう分野には非常に疎い じぃじぃだす でございますので、格別気になるということではございません。ただ、その昔これをゲイバーの類と思っていた時期がございました。 そこで、…

心中天の網島。

政府与党が掲げる博打法案が成立したと聞きます。さすが、ギャンブラートランプと親交の深い安倍政権。今回は紛れもなく当たり矢ときたようです。そのせいか、葛城山にまで「当たりー」と叫ぶ矢場女の甲高い声が聞こえてまいります。 ✎.......................…

狐拳。

葛城山より人の世を見ていますと、人の歴史はイジメの歴史とでも呼べそうでございます。イジメが何故起こるのか、それは分かりませんが、弱者が強者をイジメたという話はまだ聞いたことがございません。ただ、時代によって弱者も強者も変わっていっているよ…

決まり事。

ひとことで申し述べることの出来ることではございませんが、文武天皇の三年、夏も初めの頃、故なくして伊豆へ流されてはや千数百年、一人の踊り子ともめぐり合ったことのない私にも、役君小角の他人事コーナーという春がやっと巡りまわってまいりました。 ✎.…