昭和は遠くなりにけり

古代に思いを馳せ、現在に雑言す。・案山子の落書・

内容のご案内。

 被災地の報道番組を見ていますと、不運にもめげず、また愚痴等もこぼすこともなく復旧に勤しんでいる人々のいかに多いことよと、…。私のように年中愚痴をこぼしている者には、誠に頭の下がる光景です。

 以下に載せる記事は、前前前ぐらい前のブログでの挨拶用のものです。こうした記事が他に2つほどあります。すべて小序というカテゴリーにまとめました。

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 物言わぬは腹ふくるるわざなりとは古よりの言葉でございます。古にこのような言葉があったという事は、古より誰にも彼にも一つや二つの不満や不服の物言いはあったということなのでございましょう。ただ、私にはとりわけてそれが多いようで、とうとうこのような場を借りることとなってしまいました。
 思いますに、それは吾が身の不遇のせいか、それとも世の矛盾のせいか、それは分かりません。ただ分かっておりますのは、矛盾の中に不遇の身を置くことの煩わしさがそうさせるのだという事でございます。矛盾の中では、見るもの聞くものすべてがいつの間にか愚痴につながってしまいます。

 ちなみに、愚痴につながる矛盾を一つ申し述べますと、

「思うに、民主主義を掲げながら一党独裁(日本)あるいは二党独裁(米国)とも呼べる国家が多いのが世の常でございます。いっそ、日本や米国は、民主主義は民主主義でも民主主義資本家共和国とした方がより正しい表現となるのではないでしょうか」

と、マアこのようなことを書き連ねているのがこの平成雑言のコーナーで御座います。