昭和は遠くなりにけり

古代に思いを馳せ、現在に雑言す。・案山子の落書・

2019-02-06から1日間の記事一覧

§4.陳寿の設計図。

「捨てる神あれば 拾う神あり」と申しますか、亡国の民陳寿にとって晋は正に拾う神そのものだったようです。陳寿にとって『三国志』あるいは『魏志』を書き上げることが晋への恩返しだったのかも知れません。 『魏志』は30巻。「魏志倭人伝」はその30巻中の最後…