昭和は遠くなりにけり

古代に思いを馳せ、現在に雑言す。・案山子の落書・

2017-11-06から1日間の記事一覧

§29 竈の煙と天命。

ねたみそねみは人の世の常ですが、「記紀」はこれを臆面もなく取り上げて、うわなりやこなみや、挙句のはてには天皇までも揶揄し、あるいは誹謗したりもしています。聖帝仁徳もこれに関しては形無しのようです。 仁徳天皇について、太安万侶は序文に 烟を望…